銀行融資が受けられる秘訣とは? Vol.2|トラストゲートウェイ

2018.3.19


─金融マンの決算書のチェック2─
九州の地域密着型ファクタリング
九州エリアに特化した資金調達をサポートするトラストゲートウェイです。
経営者の皆様におかれましては、日々の事業の展開とマネジメントに奮闘されていることと存じます。小春日和が続く毎日ですが、朝晩の温度差には用心したいものです。
ファクタリングは売掛金の買取
当社の資金調達サポートは、ファクタリングの方法でお手伝いさせていただいております。
ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて(譲渡)、売買代金分から手数料を差し引かせていただいた分を、資金として提供する手法です。これは、借入金=貸付ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約になります。売掛金の支払いが数か月後を予定している場合であっても、当社とのファクタリング契約で、実質早期入金が可能となります。つまり、売掛債権という資産の有効的な活用による現金化の仕組みです。
  
今回は、金融マンの決算書のチェックに2回目です。
前回は営業利益・経常利益について記しました。
 純資産の重要性
これらのつぎに金融マンがチェックするのは、純資産です。
純資産とは、企業の資産から負債を差し引いた金額のことを示します。以前は自己資本とされておりました。よって純資産は、資本金と利益の剰余金で作り上げられているのです。これは、返済せずとも良い資金をどれだけ有しているのかという企業の能力がはかられます。特に、利益を毎期積み上げて、剰余金として資本力を強化することができれば、銀行など金融機関からの高評価をもらうことができます。それに対して、純資産がマイナスであれば、負債が膨れ上がり資本金でも賄えきれない債務超過です。純資産が大きいほど企業の信頼度が高く、資金調達もスムーズにできます。純資産がマイナスの場合の資金調達は、極めて厳しい状況となり、債務超過の解消をどのように実施するのか具体的に明示しなければ、特に銀行での融資は不可能です。ノンバンクでも然りで厳しいです。「確かに会社の財務状況は債務超過であるが、個人資産にて十分賄えるものがある」という企業代表者がいますが、金融関係者の評価は、あまり上がることはないでしょう。なぜなら事業性を鑑みながら企業のお金の流れをチェックするのが、金融マンの決算書のチェックです。
純資産30%以上が良い
特に社歴が長い企業で、純資産の積み上げが低ければ低い評価となり、資金調達は難しいです。純資産の比率は様々な説がありますが、最低でも20%、30%以上が望ましいとするのが通説です。
当社も純資産はチェックします。純資産がマイナスであれば事業継続が厳しい状況であることは確かです。それでもその場しのぎでなく、ごまかさず受け入れて再建する意志が明確であれば、当社のファクタリングを活用しながら復活することは可能です。純資産マイナスの状況でご相談される経営者が多数を占めております。
最後までご一読いただき、ありがとうございます。3回目につづきます。

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