手形割引とファクタリングの違いとは?|トラストゲートウェイ

2018.3.1


─手形割引との違い─
九州エリアに特化した資金調達をサポートするトラストゲートウェイです。
経営者の皆様におかれましては、日々ご奮闘のことと存じます。
穏やかな気候が続き、より前向きになりますね。
当社の資金調達サポートは、ファクタリングとする手法です。
ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて(譲渡)、売買代金分を資金として提供する手法です。よって借入金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約になります。売掛金の支払いが数か月後を予定している場合であっても、当社とのファクタリング契約により、期日前であっても実質的な早期入金が可能となります。売掛債権という資産の有効的な活用でもあります。
  
今回は、手形割引との違いを記します。
手形割引とは、約束手形を支払期日が来る前に、銀行あるいは手形割引を扱っている業者で換金する方法です。商取引においてA社からB社へ商品・サービスを販売した時、B社からA社へ売買契約した額面の金銭を支払います。それは、即時か1ヶ月先など契約によって異なります。そして、B社からA社へ「何月何日に支払います」という約束手形が一般に手形と言われております。通常では、販売日から3〜4ヶ月後、長ければ半年というケースもあります。これは、B社の財務的な事情で行う取引です。
その約束手形を受け取ったA社は、“何らかの事情”で早く現金化したいということで、銀行か手形割引を扱う業者に持ち込みます。何らかの事情は、おおよそ資金繰りのためです。銀行や手形割引業者は、その手形の振出人(A社)の審査を行い、審査通過後に手数料と利息を差し引き換金されます。手形割引は、売掛債権の現金化についてはファクタリングと目的は同様です。
しかし、手形割引とファクタリングとは大きな違いがあります。それは、融資=借り入れかそうでないかです。手形割引は融資で、もし手形振出人が倒産し債権が焦げ付いた場合は、手形を持ち込んだA社に支払い義務が生じます。なぜなら、手形割引の場合は、必ず持ち込んだ者の署名と捺印が必至で裏書と呼ばれております。その裏書がなければ手形を割り引いて貰えず資金調達が出来ません。
一方、ファクタリングは売掛金の売買です。お客様の売掛先を、独自にかつ慎重に審査いたします。融資・貸し付けではないので、万が一売掛先が破綻しても、保証の義務は発生いたしません。何度も記しますが、当社をはじめファクタリング業者は、お客様の売掛先の信用度を重要視いたします。当社は、確実な売掛先を判断しましたら確実に資金調達が可能で、手形割引と比較するとリスクはほとんど皆無に等しいです。
最後までご一読いただき有難うございます。

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