ファクタリングとは?運送業の契約事例 |九州・関西エリア特化のトラストゲートウェイ
ファクタリングコラム
導入事例 EC業のケース
福岡・九州・関西エリアに特化した資金繰りサポートのトラストゲートウェイです。
当社で資金調達した事例を業界ごとに紹介していきます。
今回は、EC(イーコマース)業です。
代表:33歳
社員数:8人
月商:1,800万円
債権譲渡金額:1,000万円
契約迄の時間:2日
先行投資で資金ショート寸前に
お客様は、EC=インターネット通販に参入したベンチャー企業です。売上高は、順調に推移する一方、4ヶ月という長期入金サイクルが拡大のネックになっていました。
それは、ユーザーへ初回無料や500円など、無償もしくはそれ同然で商品購入を促し、申し込みが入ります。
ここで定期購入という形をとり、毎月自動的に発送されることになります。
健康食品やサプリメントの場合3,000円〜5,000円/月程度の商品が主流で、長期的にみれば月次の収益も安定し、原価も低いことから良好なビジネスモデルになる一方で、新興の中小ベンチャー企業にとっては資金繰りがネックになります。
何故ならば、商品を売るためには、開発および発送コストとともに、ネットや雑誌への広告宣伝費を含めると、莫大な販売管理コストが必要です。さらに顧客の決済はクレジットカードが基本となるため、販売側への入金は決済後1-2ヶ月のタイムラグが生じます。
それにプラス、前記した初回キャンペーンにより、キャッシュフローが1ヶ月遅延している状態となります。この仕組みから新規の顧客が商品購入してから初めて入金されるのは3-4ヶ月後となるのです。
お客さまの事業は、商品コンセプトや初期の広告投資が功を奏して、月1,000個ペースの出荷を行いながら、SNSによる拡散などでじわじわと人気が出てきました。そこで、3ヶ月目からは広告予算を3倍ほどに引き上げ、新聞広告・アフィリエイト広告とその幅を一気に拡大しました。売上高は計画通り順調に伸びてきたものの、入金までのサイクルが長く、手持ちの資金がショート寸前となりました。
社歴の浅さで銀行融資は厳しく
お客様は、銀行・日本政策金融公庫へ融資の依頼を行いましたが、社歴が浅く融資まで時間を要するとのことでした。
そのようななか支払いのタイムリミットが迫り、顧問の税理士に相談し、選択した資金調達はファクタリングでした。
クレジットカード決済代行会社にプールされている売上は性質上”売掛金”とみなすことができ、ファクタリングを利用することができます。
これにより最大2ヶ月の入金前倒しが可能になり、当社で審査後2日後にご希望の資金調達を実施いたしました。
さらに決済代行会社への直談判の結果、債権譲渡による3社間ファクタリング実施の承認を得られ手数料を抑えることができました。
その結果充実した広告戦略を実践し、新規購入者は前月比60%アップとなり、キャッシュフローも安定してきました。