ファクタリングコラム
─売掛金とは？─
九州エリアに特化した資金調達をサポートするトラストゲートウェイです。
経営者の皆様におかれましては、日々ご奮闘のことと存じます。
福岡と九州各地は本当に穏やかな気候ですね。
当社の資金調達サポートは、ファクタリングとする手法です。
ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて（譲渡）、売買代金分を資金として提供する手法です。よって借入金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約になります。売掛金の支払いが数か月後を予定している場合であっても、当社とのファクタリング契約により、期日前であっても実質的な早期入金が可能となります。売掛債権という資産の有効的な活用でもあります。
　　
今回は、売掛金について記します。
そもそも、売掛金とは何か？
売掛金とは、商売での取引において製品やサービスを、販売先へ掛取引によって販売し代金を受け取る権利が発生する商取引の仕組みです。掛取引とは、商品の引渡し時には代金支払いをせず、決められた期日までに後日支払いを行う取引です。言い換えると信用取引と表現されております。
通常は、物品・サービスなどを売買した時、その場で即時に支払い、取引が成立します。それが一番間違いのないシンプルな取引であることは言うまでもありません。しかし、ある顧客との取引の回数や取引量の頻度が高まると、その都度決済を行うことでかえって複雑化することになる可能性があります。そこで、相互間の信用によって、ある期間を定め、後日締結した期日に支払うことを約束した後払いの現金あるいはそれに類するものが、売掛金です。平たく言うと飲食店で馴染みとなったときに、「ツケでお願いします」と後日店主に代金を支払うことが認められるものと本質的には同じです。会計上は、流動資産として扱われます。商取引を活発化させ売り上げ向上為には不可欠な売掛金の仕組み─しかし、回収が停滞すると、自社の財務内容が苦しくなります。
　
先日当社へご来社された、福岡県内の建築業を営む経営者が、完成工事未収入金でのご相談です。
　社長：「昨日竣工した戸建住宅の工事で、期日内に竣工させるために、追加で職人を募った。すでに工事代金の半分は入金済みであるが、原材料費や既存の職人への支払いに充てた。残り半分の代金は1週間後で、追加での職人への支払いが明日で、困難な状況である。銀行に借り入れを申し込んでも間に合わない。また、私の希望額が調達できるかも不透明である。当然ながら、施主の支払いの確定も裏付けられているのだが…」
　当社：「それを証明できる書類などありましたら、当社のファクタリングを活用されての資金調達が可能となります。ご検討されてみませんか？」
　当社の独自の審査で、竣工後の支払いが明確になったので、即日資金調達をサポートさせていただき、無事に職人さんへの支払いを完了させました。
　　売掛金の早期の現金化は、資金繰りを円滑にする第一歩で、その最良の方法が当社のファクタリングと自負しております。売掛金をお持ちでいながら、資金繰りでお困りの経営者の方々は、一度当社の話を聞いていただきたいです。
最後までご一読いただき有難うございます。